さんじょーのブログ

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ノマドワーカーの雑多なブログです。

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映画「美女と野獣」を観てきました。感想を好き勝手に書きます。

外見至上主義へのアンチテーゼ? 

映画「美女と野獣」は外見至上主義の流れがひと段落し、だんだんと本質を見る目を持つ人が増えてきた今に非常にマッチしたテーマだと思います。

美女と野獣 オリジナル・サウンドトラック(実写映画)<英語版[1CD]>

異性を見る基準が顔+運動神経、テンション⇒顔立ちや足の形、胸の大きさ(男性なら背の高さやステータス)から、

相手の性格、気質部分を見ることで魂レベルで相手を尊重し、情熱を抱くことは、ある程度成熟した人間でないと持てない視点だと思っていました。

しかし、ちゃんと相手と向き合う気持ちや思いやりがあれば、年齢関係なく持つことのできる視点なのだと思いました。

私もよく心の中だけで「キモメン」という言葉を使ってしまうのですが、それは外見のことを指しているのではなく、キモメン=女性をモノとして見る、思いやりのかけらもない無神経な男。という意味で捉えています。

 

ベルがガストンのような無神経でガサツな男性が嫌いな気持ち、よくわかります。

誠意のない好意程、気持ちの悪いものはありません。

そこには相手の人格や気質を尊重する姿勢がかけらもなく、ただ相手を自分のモノにしたい、自分の欲望を満たす道具にしたい、という意図しか感じられないからです。

 

ガストン系の男性は女性に対して「いいじゃないか、減るもんじゃないし(´-∀-`)」と平気で発言できちゃいそうじゃないですか。(さすがにベルには言わないでしょうが)

そういう所が「人を見る目が盲目だった頃の野獣」と同じですよね。

 外見至上主義=女性蔑視

日本では一部のお笑い芸人が女性(芸人)のことをブス、デブ、ババァなどと平気で罵り、それを女性芸人(タレント)自身が自虐的に受け止めて笑いをとる、という陳腐なスタンスが流行しています。

ああいう空気に疑問を感じない姿勢こそ「醜形な(本当は美しい)魔女に呪いをかけられてもおかしくない、盲目で浅はかな見方」だと思います。

 

さらにその雰囲気を真に受けて、加齢に抵抗しようと美魔女ブームに必死についていこうとする女性達。「少しでも美を損ねると、自分の価値はない」という強迫観念に急き立てられているようで、見ていて少し悲しくなります。

 

ポッチャリでも、魅力的でかわいいと思う男性は少なくないのに関わらず、倒れる位の厳しいダイエットとリバンウンドを繰り返し、理想体重、体系になろうとする女性達・・。

すべて外見至上主義的な見方をする男性側に摺り寄せようとした結果の苦しみだと感じます。

特に若い内は、外見だけしか見ない人が多いので、その傾向が強くなってしまう気持ちもわかります。

この映画を若い人も含め、沢山の人が観て、外見至上主義に対して色々なことを考えるキッカケになるんだろうな、と思うとますます人気になって欲しいと思いました。(アナ雪に迫る勢いだそうです!)

 

呪いが解けて人間に戻った際の召使いの女性に、黒人女性が含まれていた点でも、外見による(人種)差別へのテーマ性が感じます。(話の内容的にどう見ても中世ヨーロッパなので)

自分も色々と考えさせられました。

野獣の愛は本物。愛とは「解放」である。

野獣がベルを逃がしたのは「愛」ですよね。

私も「愛とは解放と抱擁である」と以前から思っていたので、野獣がベルを手放したシーンはとても感動しました。涙腺崩壊シーンですね(;д;`)音楽もステキだった~。

本好きな所にも共感 

ちなみに私もベルのように本に救われていた人間なので、本を通して自由な感覚を取り戻し、夢を持つ気持ち、わかります

 

周囲から見ると夢見がちで浮世離れしているように見えるかもしれませんが、現実を超えた部分を見る能力を手助けしてくれるのが本なので、内面はとても充実しているんですよね。

単純なストーリー展開だった感覚は否めない

美女と野獣のストーリーは有名ですし、大筋が決定されているので、繊細な表現はありつつも、ストーリー展開の単純さを感じてしまう部分は否めないと感じました。

「ワンス・アポン・ア・タイム」の『臆病者の愛』もオススメ

同じような醜形の男(魔力で呪いを使用した)と美女の愛をテーマにしたストーリーでは、BSのドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」の「臆病者の愛」の話のほうが個人的には好きでした。

このドラマでも魔力を持つ不気味な男、ルンペルシュティルツキンが、ベルという明るく聡明な女性と出会い、だんだんと打ち解け、恋に落ちる、という展開なのですが、こちらでは、野獣とベルのようにハッピーエンドにはなりません。 

 

最終的に、ルンペルシュティルツキンがベルの愛を信じきることができずに破局してしまいます。

ルンペルシュティルツキンはベルを手放した後、別の次元、別の時代に存在しながらも彼女を思い続けることになります。

ルンペルシュティルツキンはグリム童話に出てくる小人がモデルで、そのお話でも、王から王女を差し出させる契約をしたにも関わらず、王の知恵(?)により、契約破棄にされ、自分で自分の身体を引き裂いて死んでしまう、という悲劇の結末になっています。

自分が愛されるに値しないと思うこと程、悲しいことはありませんよね(;´д;`)

4DXの迫力と魅力

昨日まで「4DXって何?(・∀・)」という状態でしたが、今回初体験し、よく理解できました。

3Dが立体メガネをかけて立体的な映像が楽しめるヴァージョンで、4DXは+イスの揺れや水の噴射、空気噴射等、アトラクションのような演出も楽しめるのですね。

かなり揺れると聞いていたので、ポップコーンを抱きかかえるようにしていましたが、それほどではありませんでした。

美女と野獣+4DXは相性バッチリ!オススメ

美女と野獣は映像が本当に美しいので、お城を実際に歩いたり、空を飛んでいるような臨場感を味わえます。4DXとの相性はバッチリですね。

たまにバトルシーンでのイスキックが痛かったですが(〇д〇;)迫力満点で物語の中へとグングン入り込めました。

料金が通常料金+1300円(4DX代)かかりましたが、投資する価値は十分あると思います。

ただし、吹き替え版では文字を追うのに忙しくて、せっかくの美しい映像を堪能しきれない点が少しもったいないな、と感じます。

英語が苦手の方は、吹き替え版のほうが映像全体を逃すことなく楽しめるのでいいと思います。

まとめ

ディズニー系の映画はかなり久々でしたが、常にハッピーエンドになるので気持ちよく観ることができたし、映像がとても美しく、心地よい気分にさせて頂きました!

おまけ:「アナスタシア」も面白いよ。

ちなみに私の今まで観たアニメ映画の中でオススメなのが「アナスタシア」です。

映画館で見て感動し、音楽も素晴らしかったので、即サントラCDを購入しました。今でも時々聴いています。(ディズニーっぽいけどFOXという会社が制作しています)

アナスタシアという人物自体、実在していた人物ですし、ロマノフ王朝最後の悲劇の皇女として色々とロマンを掻き立てられます。

記憶喪失と命の恩人、運命の人、という素晴らしい設定が最高にロマンです!!(ฅ´∀`ฅ)